できて当たり前のことなんてない ~4つの視点~

こんにちは。

先週は特別寒くなりましたね。

寒そうに診察室に入ってこられる姿、一人ひとりにありがたいなと思います・・⛄

漢方外来をしているクリニックには遠方から来る方もいらっしゃるので、

こまめに通うのが難しいこともあります。

そんな時も、ご自分のペースで読んでもらえたら嬉しいです。



外来の間隔があくと、小さな変化に気づきにくくなります。

 

勉強だって、半年分テキスト渡されても、一人で進めるのは大変です。

毎週、宿題やって授業を受けていくと、だんだん身についていきますよね。

 

タイトルの言葉「できて当たりまえのことなんてない」は、

以前お世話になっていた先生のお言葉。

子育ての話をしていたときに仰られていたんですけど、

これは子供だけじゃなくてみんなそうだな、と思ったんです。

 

なぜなら

家事も重労働

仕事も忙しい

学生さんは

学校生活も忙しい

から。

 

塗り薬をぬるのも、甘いものを控えるのも

モチベーションを保つにはサポートが必要です。

 

外来では小さな変化を共有して、

モチベーションにしてもらいたいな、と思っています。

 

私自身、数か月ごとの歯科の通院は、

やっぱり歯みがきのモチベーションになってます(o^―^o)

 

なかなか通えなかったり、

症状に波があるとき、

落ち込みやすくなってしまうかもしれません。

 

私たちは物事をみる視点、大まかに4つあげると

 

①相手への批判

②自分への批判

③相手への共感

④自分への共感

 

があります。

 

①~④すべてバランスよくみれていると

冷静に前に進みやすくなります。

批判というと悪い見方のように聞こえるかもしれませんが、

問題や課題を探すというのも一つの視点としては必要ですよね。

でもそれだけでは、やっぱりしんどいし、

自分への共感ができなければ人とも共感するのって難しいこともあります。

 

家事をやりながら、スキンケアを頑張っていることも

部活とバイトと勉強で忙しくても頑張って通院していることも

少しずつある小さな変化も、すべて積み重なると変わっていく力になります。

 

私もスキンケアとか食事とか、

少しずつ

「どうやったらできるようになるかな?」

自分ができるようになるまで、小さな工夫してみたので、

そんなこともたまにご紹介しますね。

 

 

次回から少しシリーズにして、コロナ禍で増えた皮膚疾患についてニキビや手湿疹、顔の皮膚炎など触れますね。