こんにちは。
花粉症の症状のあるかたが増えてきました。実は私も・・・
12月に年末の挨拶をする頃になると
「花粉症はありますか?」と聞いたりします。
なぜなら
花粉症は1月から対策をしておいた方がよいから
なんです。
抗アレルギー剤は症状が出てから内服するよりも
症状が出る前から飲んでいた方がよく効くのです。
それは
花粉が体の中のレセプターにくっつく前に先回りして薬がくっついていてくれるから。
アレルギー反応が起きてから火消しをするよりも、
そもそもの反応を起こりにくくする方が有効なんです。
これから花粉が本格的に飛ぶ時期になると
顔や首の湿疹の症状がでる方が増えます。
花粉だけが原因ではないかもしれませんが、
こんなときにワセリンを使うと症状が楽になる方がいらっしゃいます。
外来ではプロペトというワセリンを処方することが多いです。
①これをお出かけする前に顔や首にぬる。
②帰宅後、手洗いする際に顔もさっと流水で流してまたぬる
ちょっとべとつきますが、
症状が楽になった、薬(ステロイドなど)を使う量が減らせた
という方は結構多いです。
ニキビになりやすい方は少し気を付けていただきたいですが、
花粉シーズンの顔や首の湿疹にプロペト(ワセリン)の活用法です。
プロペトのような強くない薬もうまく使うと力を発揮することも多いので
ちょっとした工夫をまたお伝えさせてもらいますね(^^♪