漢方薬に興味をもったきっかけ⑤

お盆休み、いかがお過ごしですか?

 

晴れ間に散策したら虹🌈が出ていて

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おもわずover the rainbow♬を口ずさみました。

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漢方薬に興味をもったきっかけ①〜

今回で最後です(o^―^o)

 

ご自身の症状が皮膚がんと思ってつらくなってしまっていた患者さん、

 

少しして、今度はお一人で見えました。

 


あの後

元気になられたこと

嬉しそうに話されて

その時かけてもらった言葉は今でも覚えています😌

 


私がお出ししたのは

元気がなくなっている時に、

体を支える漢方薬でした。

 


ちょうど少し前に勉強会で

その漢方薬が老年期のうつにも良いと聞いていたのもあり、

 


体にも心にも余裕ができたから

本来の状態になった

 


と感じました😌




どんな人もがすんなり良くなる訳ではなく、

色々処方を変えながらということもあれば

他科も併せて通院することもあります。

 


みていて思うのは元気なるということは

 


別人のようになるのではなく

本来の状態になる

ということ

 


心身一如

という言葉は、漢方で

 

心と体は表裏一体という考え方です。

 

最初は、漢方薬を内服すると
皮膚症状とともに

イライラも良くなる人もいたりすることに

驚きを感じてました。


でも思えば、

寝不足でイライラして、ニキビもできる

ということありますものね。

体と心は連動している。

 

 

 

西洋医学

ニキビに

イライラに

それぞれを治療する

 

それはそれで良い面もあります。

比較的薬の使い方が一般化されているので

どんな作用で何が起こるのか

予測しやすい

調節しやすい

 


漢方はバランスを整える

すると体と心と

両方変わることもある

 

でもダイレクトに求める症状が先に良くなるとは限らないから

例えば

ニキビで受診したけど

ニキビは変わらず先に生理痛がよくなる

ということもあります。

そしてしばらくしてから皮膚も良くなるということも。

 

だから漢方は
体や心と繋がるきっかけになり得るとも思います😌

 

薬(漢方や西洋薬)を使わなくても
早寝早起き

たまに気分転換する

体を動かす

お腹や体を冷やさない暮らし

食事をゆっくり味わって頂く

・・・etc.

で整うなら

それで良いのですし

 


ちょっと助けが必要なら

薬も使う

 


逆に言えば

 

体がしんどくなる生活を続けていたら

たとえ薬で一時良くなったとしても

どこかで体と向き合うことが必要になるかもしれない。

 

 

体の不調を
体の声を聴く機会にする😌

 

もっと自分らしく

歩むため

 

何かを得たいときには

何かを手放すことが必要

 

こんまりさんが

アメリカでブレイクされたように

引き算することが

本当に大切なものへの気づきになるのは

きっと誰しもそうなのだと思います。

 

そんな東洋的なあり方が

これから大切になると感じています。

 

お付き合いくださりありがとうございました✨