2本の矢

こんにちは♪

先日、研修医の頃の知り合いと久しぶりに会いました。

お昼休みの短い間でしたがお話しできて嬉しかったです♪

偶然が重なって会えたので、それも嬉しさ増しました(*´▽`*)

実はSuicaを落としたお陰でもあります😅

縁って不思議ですね☺️

 

この間、食べ物に入っている金属のことを書きました。

和食を食べましょう、とか、甘いものを控えましょう

とお話しすることが結構ありますが、

皆さんの反応は色々です。

 

1番多いのが

①今までそういう話を聞いたことがなかった。やってみたい。

そして

②それができないからダメなんですよね。

と落ち込んでしまうこともあって、

③かゆいのもストレス。がまんしなくてはならのものストレス。

ということも分かります。

どれが正解、とかではなく、

それまでの経験や思いから自然とわいてくる思いなんですよね。

 

人は何かあったときに、2本の矢が飛んでくるといいます。

1本目の矢は起こったできごと

2本目の矢はその時自分で考えたこと

 

私が皮膚科医になって間もない頃、家族が体調を崩しました。

入院となったときに、かかりつけの先生に

「家族がこんなになっても仕事続けるんですか?」

と聞かれました。

 

先生は私の仕事のことを知らなかったし、きっと家族や私のことを心配して言われたのでしょう。

 

でもその頃は、私が仕事することで家族にも職場にも負担をかけているから申し訳ない、という気持ちもあって、

でも仕事を覚える大切な時期にどうしてもやめられなかった。

 

そんな時、今ならどんな風に自分に声かけするかな?

 

「大変なこともあるけれど、

いつか仕事をしてきて良かったと思うこともあるから、自分と周りを信じてがんばって」

それとも

「目の前のことに精一杯取り組むことしかできないのは、皆同じだよ」

それとも…

「疲れ過ぎないように、もう少し力を抜いて」

 

 

渦中にいる時、

自分を俯瞰して声かけするのは

難しいことです。

 

心身ともに疲れていたらなおさら。

 

1本目の矢が飛んでくるのは変えられないけれど、2本目の矢は自分次第。

 

しんどいな、という時

どこを整えたら楽になるか

 

まずは労って

 

少しずつ取り組めることを試してみると

少しずつ楽になり、

自分と周りへの信頼感も育つのかもしれません。