冬のケア 1月 手湿疹 保湿のコツと薬の使い時

こんにちは(^^)。朝、出かけたときの空気がき~んと冷えてきましたね。

秋冬になると空気が乾燥して、かさかさになります。


わたしも仕事でも家でも水を使うことが多くて、

もともと乾燥しやすい肌なので、せっせと保湿しています。

それでもひび割れてしまうこともあるので、手湿疹をみると

「塗ってもそうなること、ありますよね、痛いですよね」と言いつつ、

ちょっとしたコツをお伝えしています。

コツ① 保湿はわりとたっぷり。

1FTUといって人指し指の第一関節分をだすと、手のひら2枚分の量になります。

そのくらい塗ると、ティッシュをのせたときにすぐには落ちないくらい、ちょっとベタッとします。

コツ② なるべく手袋(綿、シルク、カシミアなど)をする

家にいるときは、なるべく手袋をずっとしてます。

水仕事をするときには上から水よけの手袋をして、水にも手袋にも直接手がふれないようにします。

コツ③ 洗剤や石けんは肌にやさしいものを使う。

油汚れをすっきり落とす洗剤は皮脂もしっかり落としてしまうので、

肌に優しいマイルドな洗剤や石けんを使います。

つい、1~2枚のお皿を洗う時って、素手でちゃちゃっと洗ってしまうこと、あるんですよね~。

コツ④ 乾燥がひどいときには保湿をした上からラップを巻いて、手袋をする。

ラップをすることで密封されて吸収もアップして、寝る前や週末だけなどできるときにしてみるのがおすすめです。

そして、赤くなってきたり、かゆいときなどは早めに受診をすることが大切です。

保湿は潤いは与えてくれるのですが、炎症を抑える効果というのは期待できないのです。

湿疹があるところはバリアも崩れているので、水や紙を触るだけでもダメージを受けやすくなっています。

そこから更に悪化してしまうので、早め早めに治していくことが、

結局薬を使う量も減らせることにもつながります。

 それから漢方的には、乾燥しやすいときには睡眠も大切に。

寝不足だと潤いが減りやすくなりますので~。

次回は『薬の塗り方』をもう少し書きたいと思います。